「The ghost in the room」
会場:TENSHADAI @tenshadai_kyoto
会期:2022年12月2日(金)〜12月26日(月)
時間:13:00-19:00
OPEN金土日月祝 ※アポイントなしでご来場可
アポイント日:火水木 ※当日アポイントは無効
出展作家:倉敷安耶 、飯田美穂、横山麻衣
企画:keshik.jp
協力:FINCH ARTS、HARMAS GALLERY
ビジュアルデザイン:三重野龍
【オンライン販売】
12/12(月) 20:00より OILにて販売スタート。
作品や展覧会についてのお問い合わせは keshiki.jp@gmail.comまで。
【statement】
美術シーンでは、作品や展覧会などの「本質」を見いだすことはできるのだろうか。
現代美術としての定義はたくさんありますが、「美術史的価値」や「現代社会への接続価値」など多岐にわたって作家は自身の背景も加えながら繋がろうと模索します。
本展は、「The elephant in the room」という【重要なことは気づいているが、気づかないフリをしている】ということわざから着想を得ており、鑑賞体験の中で起こり得る思い込みや、ミスリードで捉えきれていない「幽霊」を認識することをゴールに企画しています。
この企画の中での「幽霊」とは、展示や作品に作家やキュレーターが何層ものレイヤーを重ねて出来上がった「本質」です。
本展の3人は、「オマージュ」を手法に作品を展開しています。しかし、これはあくまで手法であり作品の解像度を上げるためのレイヤーの1枚目にすぎないのです。
過去の歴史、サブカルチャー、他者との関係性など作品の奥に潜んでいる「本質」を会場内には「幽霊」として漂っています。
私達は、気づいていないだけなのかもしれないし、気づいているのかもしれない。
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