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野田ジャスミン×武田真彦 二人展 「明滅するクオリア」




器の本質の再解釈を行いながら、美術と工芸の行き来をするセラミックアーティスト野田ジャスミンと、自身のルーツをモチーフに「継承すること」をテーマにミクストメディアで作品を発表するアーティスト武田真彦の二人展「明滅するクオリア」を開催します。 本展は文化的所作や、作品が持つ意味や本質を空間インスタレーションに展開し発表します。


タイトルのクオリアとは、我々が意識的に主観的に感じたり経験したりする、「感覚質」のことを指します。


本展では、野田の「ghost」シリーズの新作の発表に加え、武田も、陶磁器というマテリアルを使用した新作オブジェクトや、西陣織を支える船岡山の水や土、実家の工場の土、神泉苑の水などで植木を作り、そこから生まれる電気信号で音を生成するサウンド作品を構成したインスタレーションを展開します。


今にも消えそうな、明滅する空間で客観的に自身のクオリアを認識することは、これからの美術を鑑賞していく上でとても大事なことを気づかせてくれるのではないでしょうか。



参加作家



【出展作家】





野田ジャスミン / Jasmin Noda

1996年タイ生まれ。器物作品および、それらを用いたインスタレーション作品を制作。

多面性をもつ現代工芸のカタチを明確にすることを目的に、器物作品を通じて「工芸とアー

ト」の関わりについて言及している。「ghost」シリーズでは、「割れ」を造形より派生

した装飾技法として用いて、器物から用途のみを抜き出し、《用途からなる表象と造形》

といった表裏する要素のあいだにあるアンビバレントな表現を行っている。






武田真彦 / Masahiko Takeda

京都を拠点に活動する音楽家、アーティスト。

同志社大学商学部卒業、Central Saint Martins Couture Tailoring 修了。

サウンドインスタレーション作品をはじめ、パフォーミングアーツ、伝統文化のための音を制作。

また、音楽家の江島和臣(Kafuka)と、「継承すること、調和すること」をコンセプトに、クリエイティブな実験を行うメディアラボ 「Laatry (ラットリー)」を運営。

音の制作を中心に、サウンドデザイン、インスタレーション展示、空間演出、プロダクト制作、ウェブサイト/アプリケーション開発など、 さまざまな媒体(メディア)を取り扱いながら活動を行っている。

主な作品として、2019年にリリースしたフルアルバム「Mitate」、2020年にKazuomi Eshimaと発表したアルバム「Inheritance For Soundscape」、サウンドインスタレーション作品「CYCLEE」がある。




展覧会概要


展覧会名:明滅するクオリア

会場:TENSHADAI

会期:2022年10月8日(土)〜10月31日(月)

時間:13:00-19:00

OPEN:土日月祝 ※アポイントなしでのご来場可

アポイント日:木金※前日までのご連絡をお願い致します。

CLOSE:火水




【オンライン販売】

10/14(金)19時より、OILにてスタート


ARTIST


・野田ジャスミン / Jasmin Noda

・武田真彦 / Masahiko Takeda



ビジュアルデザイン:Yuzuki Asada



企画:keshik.jp





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